地球の歩き方

2005年10月1日 読書
ただいまー。

マレーシアとインドネシアに行ってました。

旅の詳細は書けたら書く、けど、今回の旅行はほんと行ってよかったです。

毎回一人旅ではいろんな人と話すけど、こんなに友人ができた旅行は初めてだし、

現地での彼らの生活をみて、経済とか環境とかいろいろ考えさせられました。

 
さらっと書くと、シンガポール経由でバスでマレーシア入り、

クアラルンプールまで行って、飛行機とって、ボルネオ島へ、

そのあと、インドネシアのバリの隣、ロンボク島というのんびした島に行って、

ダイビングのCカードをとって、

ジョグジャカルタで世界遺産の遺跡などを見て、

シンガポールに戻って帰ってきました。

友達がたくさんできたのは、ロンボク島で、10日くらい過ごしました。

長くなりそうなので、旅についてはこのくらい。

 
今回は、地球の歩き方について書きたいと思います。。

 
この本、私は嫌いです。

まず、自由旅行者向けのわりに、ホテルは高級リゾートばかり。

レストランも、高い観光客向けの店がほとんど。

そして、地図や情報もあんまり更新してなくて曖昧。

何より嫌なのは、その土地に長くいればいるほどわかるけど、

情報が偏見に満ちていること。

ちゃんといろんな人がチェックしているのか謎だと思う。

なんかさ、例えば「ひったくり」の情報とかも、

「この場所は悪人が多いから」みたいな書き方されてたりするんだけど。

でも実際行ってみると、全然そんなことなくて、普通の田舎で。

そりゃあ誰もいない夜道に1人で金持ちそうな格好して歩いてたら、

日本だって危ないじゃんって思った。

その土地のことを理解してる文章ではないと思うんだよね。

投稿を中心に書かれているからしょうがないと思うけど、

例えば常識のない人が、たまたまその土地で事件に遭遇しても、

そこが治安悪いとは言えないわけでしょ。

それを一方的に、ベストセラーくらいの書籍にポンと載せてしまう・・

ってなんか無責任なようで、ちょっと腹が立った。

 
なんかさ、地球の歩き方ってターゲットがどこなのかわかんないんだよね。

この本もね、インドネシアの本なのに、半分くらいバリのページなの。

「地球の歩き方 バリ」っていうのも出てるのに、必要あるのかな??って思った。

もろ、リゾート地でしょ、バリって。

バリだけ行って帰ってくるみたいな。

物価も高いし、明らかにバックパッカー向けの土地じゃない。

それがこの本の半分を占める意味がわかんないんだよね。

日本の若者のバックパッカーとかって、すごい多いほうだと思うんだ、世界的にみても。

でも、日本にバックパッカーのためのガイドブックってないと思う。

ほぼ全部といっていいくらい、短期のリゾート向け。

世界中のバックパッカーはロンリープラネットを使っていて、

写真がないのと地図が見にくいってこと以外は、私も好き。

載ってる宿はしっかりした安宿ばかりだし、レンタサイクルの情報があったり、

偏ってない、経済的に過ごすための情報がちゃんと載ってるから。

だけど、ほとんどの日本人にとっては、あの英語の羅列は抵抗あるだろうと思う。

なんで、日本の出版社はバックパッカー向けのガイドブックを売らないのかなあ。

本気で売れると思うんだけど。

 
ああ、ほんと、読めば読むほどむかつくんだよね、歩き方。。

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